1965年(昭和40年)にJICA協力隊事業が開始された年に、アフリカとしては唯一の国としてケニアに3名の隊員が派遣されました。それから半世紀、多くの隊員がケニアの地で活動し、それは今も継続しています。

その派遣実績は、青年海外協力隊設立50周年を迎えた2015年には、累計で青年海外協力隊員1555人、シニア海外ボランティア39人となり、派遣人数はマラウイ、フィリピンに次いで第3位となっております。

それはつまり、1500人を超えるケニアからの帰国隊員が、日本で、あるいは国際社会の中で活躍している事になります。ところが不思議なことに、いくつかの国別のOB会が立ち上がる中、今までケニアのOG、OGを束ねる組織は設立されませんでした。

そのため、2015年12月に「協力隊ケニア派遣50周年を祝う会」を開催する事を機に、JOCVケニアOB・OG会が設立されました。

JOCVケニアOB・OG会では会の目的を下記のように定め、帰国したケニアOB、OGを中心に、現役の隊員やケニアにゆかりのある人々とも連携して活動を行ってゆきます。

【JOCVケニアOBOG会の目的】
1.OB、OG間の連携、交流を深め、発展させる場を提供する
2.ケニアと日本の友好を深めるための活動を推進する
3.ケニアでの経験を日本および世界に還元する活動を支援する