2018年8月25日(土)JICA市ヶ谷(地球ひろば)大会議室で第3回定例総会が開催されました。
遠くは愛媛県、香川県、大阪府、岐阜県などからもOB・OGが駆け付け参加していただきました。今回の総会では役員改選が行われ、初代の鈴木会長に代わり倉科芳朗氏が第二代目の会長に選任されました。いかにその概要を報告します。
【会員総会】15:00~16:05
■会長挨拶に続き、議長選出が行われ、議長として松本公夫氏が指名された。
■以下の議題について討議され、いずれも承認された
・第一号議案 平成29年度事業報告の承認
・第二号事案 平成29年度収支決算書の報告と承認
・第三号議案 平成30年度事業計画および予算に関する件
・第四号議案 会計年度見直しに関する件
・第五号議案 役員改選
会長:倉科芳朗
運営委員:松本公夫、松村文雄、関友博、菊地正明、岡部繁勝、川田直輝、岸卓巨、藤城友昭、金田健一、竹尾敬三、山口昌彦、塩見日出勝
顧問:鈴木忠博
■報告事項、その他
1)本年7月7日に発生した西日本豪雨によりケニアOB(黒明堅一郎:20-1 青少年活動)の勤務先(岡山県倉敷市真備中学)が被災した。ヒアリングしたところ栄養補給ゼリーが欲しい由であったので、ケニアOBOG会として送付したい。現地では品不足が見られ、スポーツ飲料も一部入手が困難である。→寄付金から購入することが承認された。送付は運営委員に一任。
2)ケニア政府が実施しているケニアロボットコンテストの模様を昨年に続き紹介。ロボットの動きが昨年よりも向上している。昨年はトップ3校がNHKのAPUロボコンを観戦するため、ケニア政府の資金により来日(昨年は偶然、日本開催であった)。ケニアOBOG会で秋葉原などを案内した。ケニア隊員がロボット製作の指導をしたこともあり、将来的にOBOG会で何らかの支援を検討したい。
ロボットの動きが昨年よりも向上している。昨年はトップ3校がNHKのAPUロボコンを観戦するため、ケニア政府の資金により来日(昨年は偶然、日本開催であった)。ケニアOBOG会で秋葉原などを案内した。ケニア隊員がロボット製作の指導をしたこともあり、将来的にOBOG会で何らかの支援を検討したい。
【帰国隊員による報告会】16:15~16:50
1. ケニア報告(石島裕太:17-1理数科教師、27-2鍼灸マッサージ)
【主な報告内容】
・ケニアには2度赴任。自己紹介の後、ナイロビの様子、物価と隊員生活費、大統領選挙、子供たち、隊員活動などについて説明があり、ナイロビ国立公園を横断する高架鉄道建設、キベラスラムでの道路建設などが紹介された。
・鍼灸マッサージの教え子が一生稼げるように、地道に自分の顧客を掴むことを大切と指導している。
・教え子(視力障がい者)は長期休暇期間の収入が無かったが、先輩ケニア人がマッサージで収入を得ている姿を知り、500円、1000円と次第に収入を得られるなどの行動変容が見られた。
2. ケステス報告(堀 泰洋:25-1環境教育、ケステス日本窓口代表)
【主な報告内容】
・毎年8名程度の奨学生を支援しており、年間授業料は平均6万円であるが、10万円の学校もある。
・あしなが育成基金により海外から留学生が山梨に来ている。ケステスの財源として、そのような資金にアプローチするのも一案。
【懇親会】17:00~18:30
・少人数ながら楽しく和やかな雰囲気で行われた。
・地球ひろばで帰国オリエンテーション中だった帰国隊員2名が協力隊事務局の樋口OGとともに参加した。